小中学校の先生を過剰に忙しくしても、いいことない

小学校や中学校の先生はとても忙しい。

近頃は名古屋市の小学校の部活廃止問題が話題になっている。

 

●部活にばかり時間を取られて、授業の準備や内容がおろそかになってしまっては本末転倒

中学校高校の部活で毎日の部活が数時間もあれば、実際にとられている時間ベースで考えると、教員とは何をメインで行う職業なのかわからない。ある程度の質の授業を行うには、それ相応の準備時間や復習時間、評価の時間が必要だ。

授業も部活も子どもには大切だから、という考え方も理解できる。だからと言って、教員だけが、サービス残業をたくさんし続けるというのは、おかしな話だ。働き方改革、生産性アップという議論は、学校の先生にもやっと波及してきたようだ。

 

●部活は多様性があっていい

中学校の部活に関しても、スポーツ庁が週休2日という指針を出した。週休ゼロ日だったら、先生はいつ休んでいたのだろう。

全国優勝を目指して毎日やる、という部活があってもいいと思うが、逆に気軽にできる週に1回だけの部活など、多様性があっていい。先生が忙しいという文脈だけでなく、中学生や高校生で、正直そんなに強くない部活動なのに、休み期間も含め毎日のように練習する意味がどこまであるのか。長期の休みは部活以外も色々な体験ができるチャンス。同調圧力を強くした部活動に、大事な時期の休みをとられ過ぎるのは残念だ。部活が事実上ただの時間つぶしになっていて、他のことができないのならば必要ない。この辺の議論は、真摯に向き合う余地が大きいと思う。

 

●部活は先生でなくてはいけないのか

部活を同様にやるにしろ、部活の顧問は先生でないといけないのだろうか。そのスポーツが得意なシニアな元選手や元先生で、ボランティア価格でもやりたいという人に任せてもいいのではないか。

なんでもかんでも先生に任せっきりで、結局先生のライフワークバランスも教育レベルも低下し、子ども達の貴重な時間を潰す部活ならば、誰のためになってるのだろうか。

 

弁当屋さんが、お弁当の中身の質より、包装の方に時間をとられている。同じ話だ。

 

アリヴェデルチッ!